2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Dif Juz/Soundpool(493)

4AD 4ADの最古参バンドと言っても過言ではない、 Dif Juzの1980年代初頭にリリースされた12インチ をコンパイルしたアルバム。 インストバンドなんですが、今改めて聴いてみたら ポストロック以外の何物でもないんですよねえ。 25年前から先取りしていたなん…

Asobi Seksu/Citrus(492)

Friendly Fire Yuki Chikudateを中心に米ニューヨークを拠点に 活動しているシューゲイザーバンド、Asobi Seksu のセカンド。アソビセクス。 日本語と英語が交錯する透き通るボーカルに轟音、 ルミナスオレンジのような懲りに凝った感じでは なく、直球なシ…

Ochre/Lemodie(491)

Benbecula イギリスののChris LearyによるOchre、セカンド。 なんとも表情豊かな楽曲の数々。 1曲目のアンビエンスからオーケストラルなストリングス、 そしてリズムトラックが入りエレクトロニカになる というプログレッシブな構成に唸りました。 温もりだ…

Alcian Blue/Alcian Blue(490)

Elephant Stone tonevendorで気になっていたバンドです。 ワシントンのシューゲイザーバンドAlcian Blue。 ジザメリやマイブラの名前が必然的に挙げられる サウンドですが、この蒼いインディーロック特有の アンサンブルや今にも消えてしまいそうな歌声は や…

ライブ予定

最近本業が忙しくてなかなか以前のような更新が 出来ない状況です。 そんな中、今週は代々木、来週はフジ〜市原、 8月はコープランド、中野とライブ結構行きます。 フジでは勿論トラッシュキャンシナトラズだけ見る予定。 楽しみすぎます。 8月のコープラン…

Kaada/Music For Moviebikers(489)

Ipecac Recordings ノルウェーのキーボーディスト、John Kaadaのサード。 今作はオーケストレーションを中心とした・・・というか オーケストラそのものです。 美しいクラシック音楽を聴いているような感覚、 目を閉じれば情景が浮かんでくるような音。 肌触…

One Second Bridge/One Second Bridge(488)

Buro バルセロナのOne Second Bridge、ファースト。 スロウダイブ寄りのネオシューゲイズサウンドで、 呟くような男性ボーカルと広がりのある空間系エフェクター で作られたギターサウンドが中心となっています。 リズムは打ち込み。 哀愁漂うメロディとサイ…

Metallic Falcons/Desert Doughnuts(487)

Voodoo Eros Sierra CasadyとMatteah BaimによるMetallic Falcons の作品です。 フランスのColleenをもっとサイケデリックにした ような感じとでもいいましょうか。 まどろむエクスペリメンタルトラック。 ちりちりノイズに哀愁的なメロディ。 緩い演奏スタ…

EF/Give Me Beauty...Or Give Me Death!(486)

Thomason Sound これはかなりきました。 スウェーデンのEF、ファースト。 シューゲイズ〜ポストロックの流れのバンドですが、 このsad and lonelyの世界観は一発で持っていかれました。 切なく、胸をかきむしるようなメロディと歌声、 そして轟音。 個人的に…

Whitest Boy Alive/Dreams(485)

Service みんな大好き、Kings Of ConvenienceのErlend Oyeによる 新プロジェクト、Whitest Boy Aliveのファースト。 非常にシンプル、あまりにもシンプルなギターロック。 しかし、曲はさすがとしか言いようがない秀逸ぶり。 クリアギターが非常に印象的で、…

Sebastien Tellier /Sessions(484)

SSW

Record Makers フランスのSSW、Sebastien Tellierの新作です。 レーベルは今回もエールのRecord Makersから。 彼はピアノを主体とした哀愁世界が持ち味だと思うのですが、今回もその世界観は健在。 ピアノに乗せて歌われる唄は胸に染みます。 個人的に、マル…

Marsen Jules/Les Fleurs(483)

City Centre Offices ドルトムントのMarsen Julesのセカンド。 生音アンビエントなんですが、これは相当素晴らしい 出来です。 非常に奥行きのあるアコギ+ディレイにハープが断片的に 入るあまりにも美しいla digitale pourpreをはじめ、 根本的に曲がいいで…

Grupo Salvaje/Aqui Hay Dragones(482)

Acuarela 日本のギタポファンの間で人気のあったスペインの プリバータアイダホのエルネスト・ゴンザレスを 中心としたバンド、Grupo Salvajeのセカンド。 非常にルーツミュージックに近づいている音作りの中で 純粋に歌われる唄。 サイケデリックなディレイ…

Brightblack Morning Light/Brightblack Morning Light(481)

Matador カリフォルニアのデュオBrightblack Morning Light 新作。 この人たちはなかなかかっこいい音を出していますよ。 音数は少ないのですが、指引きかと思われるスライド ギターに、糸を引くような囁きボーカル、 それらを覆うサイケデリックな霧。 フリ…

Black Swans/Who Will Walk In the Darkness With You?(480)

Delmore Recordings Society コロンブスのBlack Swans、ファースト。 リリースは2004年なんですが、また出回ってるみたいです。 まず印象的なのはヴォーカルですね。 こんなおどろおどろしい声は聴いたことがありません。 なんとも独特な声質です。 曲はスロ…

Bardo Pond/Tickets Crystals(479)

ATP Recordings フィラデルフィアのシューゲイザーバンドBardo Pondの 6枚目。 このたる〜い感じが好きです。 Isobelのフルートは相変わらずで、重めのギターサウンド と組み合わせればなんとも幽玄的なシューゲイザーに。 今回はうたとフルートの絡みが凄く…