indie rock

Admiral Radley/I Heart California

The ShipGrandaddyとEarlimartの人たちで組まれたバンドがこのAdmiral Radley。 デビュー盤です。 非常に聴きやすいですが、捻くれた一面も持つナイスインディーロックアルバム。 good melodyが好きな方は間違いなく気に入る1枚でしょう。 いい曲ばっか。 ア…

Pernice Brothers/Goodbye,Killer

AshmontPernice Brothers通産6作目のアルバム。 今作も変わらないスタンスで作られた良質ポップアルバムです。 実は前作は気に入って相当聴きました。 今作も聴き込むつもりです。

The Silt/Cat. Speak

Fire Records なんか気が抜けてます。 トロントのThe Siltniによる2007年のデビュー作。 なかなかいい感じに下手なのか天然なのか計算しているのか 分かりませんが、外れたフォークサウンドが気に入りました。

Alasdair Roberts/Spoils

Drag City 会社でやった心の健康診断。 医師から直接メールが着ました・・・。 スコットランドのAlasdair Robertsの新譜。 精神病な気持ちが幾分か癒される唄心、ナイスなフォークミュージックです。

Dreamend/The Long Forgotten Friend

Graveface GravefaceのレーベルオーナーRyan GravefaceによるDreamendの新作。 今作はヴォーカルを前面に押し出したフリーフォーク〜インディポップのような形に シフトチェンジされています。 2004年の大傑作アルバムAs If By Ghosts...で彼らの虜になって…

Nouns/Age

Sub Pop ロスのインディロックバンド、Nounsのセカンド。 「ソニックユースがフリーフォーク的なアプローチをノイズ交えてやってみました」 っていうのがこのアルバムの第一印象です。 注目されているバンドだけあって、非常に才能豊かだと思います。 シュー…

Vivian Girls/Vivian Girls

In the Red ニューヨークの女性3人組ガレージロックバンド、 Vivian Girlsのファースト。 正直これ系の音は久しぶりに聴きました。 この時代にこの音かあ。 このパンクスピリットはヴァセリンズやタルラーゴッシュ〜ヘブンリーに 通じるんじゃないでしょうか…

Retribution Gospel Choir/Retribution Gospel Choir(693)

Caldo Verde 今日もMark Kozelek繋がりで。 LowのAlan、Matt等によるRetribution Gospel Choirのファースト。 Mark Kozelekのレーベルからのリリースで、プロデュースもしています。 このバンドはアルビニサウンドを彷彿させる硬目なギターと、Alanらしい唄…

Fog/Ditherer(663)

Lex Andrew Broderによるソロ・プロジェクトFogの4作目。 今作はドライで雑多なローファイ・インディサウンドへとシフトして きましたね。 ここで感じる雑多感はゲストの手によるものが大きいのではないかと思います。 そのゲストとはLow(神)、Microphones、…

The Frames/The Cost(662)

Anti アイルランドのベテラン、The Framesの最新作。 The Framesは本国では非常に人気の高いビッグバンドです。 デンマークのカシミールやオーストラリアのアートオブファイティング なんかもそうですが、本国での人気とは裏腹に日本ではいまいち浸透しませ…

Mew/Half the World Is Watching Me(654)

Evil Office デンマークのMew。 インディーズ時代の入手困難な作品が再発されました。 なんでもプレス数は当時5000枚だったとのこと。 実は彼らのフレンジャーズという作品はこのブログで1番最初にレヴュー をした作品なんですよね。 彼らはその美しい音響空…

Art of Fighting/Runaways(629)

Wonderground メルボルンのArt Of Fightingの3枚目。 今作では、今まで培ってきた世界観を更に成熟させた 「唄世界」を繰り広げています。 やっぱ本物は違うね。 余談だけど、このバンド名は龍虎の拳からきてるん ですってね。

Dinosaur Jr./Beyond(628)

Fat Possu 再結成ダイナソーの通算8枚目。 私はダイナソー再結成だけが見たくてフジロックに 行ったくらいこのバンドが大好きで、特に後期の作品 が死ぬほど好きです。 今作はなんと「Without Sound」をこの3人で奏でているか のような少し軽めでPOP!そして…

Beirut/Lon Gisland(624)

Ba Da Bing! 去年も紹介したことあるんですが↓ http://d.hatena.ne.jp/hiyazaki/searchdiary?word=Beirut Beirutのepを紹介します。 やはり持ち味のジプシー節は今作でも炸裂。 ディバインコメディとかカナダのファイナルファンタジー のような個性的なSSWで…

Blonde Redhead/23(621)

4AD 双子のイタリア人と日本人女性による Blonde Redheadの7枚目。 完璧ですね。やばい。 彼等を見に行くだけでフジロック行ってしまいそう・・・。 ギターがかっこいいんだよなあ。 当然ボーカルも。 憂鬱で気だるい雰囲気が素晴らしすぎる。 4AD、シューゲ…

Arcade Fire/Neon Bible(619)

Merge 本国カナダでも人気の高いArcade Fire、セカンド。 今作もやはりアイデア溢れるアレンジが盛り沢山。 所謂ロック以前〜ニューウェイブの音楽にインスパイアを受けている 彼等なのですが、今作ではオーケストラを導入したことでより 音楽領域を広げたサ…

Hinterland/The Picture Plane(613)

Submerged バンクーバーのインディポップバンド、 Hinterlandのセカンド。 Cocteau Twins, The Cranes, Slowdive, Mew, Sigur Ros 等をフェイバリットとする彼等のサウンドは、 かなりポップです。 エレクトロニクスな曲があったり、直球なギターポップ があ…

The Shins/Wincing The Night Away(599)

Sub Pop ポートランドのインディロックバンド、The Shinsの サード。 相変わらず王道なインディロックですね〜。 60'sな雰囲気漂うキャッチーなサウンド。 フォークロック〜ソフトロック、バンドで言うと バーズとかビートルズ、ソフトロック名盤から だとTh…

Manishevitz/Private Lines EP(578)

Jagjaguwar Adam Buschによるインディロックバンド、Manishevitz の2002年のepです。 このバンドはVan Dyke Parks、Arther Lee、 Robart Wyatt等に影響を受けたらしいのですが、 ハートウォーミングで60'sな匂いのするロックを 展開しています。 ルーツミュ…

The Evens/Get Evens(572)

Dischord Dischord主宰者でもあるFugaziのIan MacKayeと、Warmers のAmy FarinaによるThe Evensのセカンドです。 ドラムとギターによる鬩ぎ合い。 非常にシンプルなだけに、直接心に響いてくる音楽で、 普通なローファイインディロックにはない エモーショナ…

Annuals/Be He Me(557)

Ace Fu アメリカの19才、Adam BakerによるAnnuals のファースト。 ニューエイジによる最先端インディロックアルバムです。 フレイミングリップスのサイケ感にフリーフォークの 要素を付け加え、更にエモーショナルロックからの影響をも 感じさせる独特なサウ…

Viva Voce/Get Yr Blood Sucked Out (532)

Barsuk Kevin Robinson、Anita RobinsonによるViva Voceの 最新作です。 二人の美しいコーラスワーク、アコースティックな スロウ、ファズを大胆に踏み込むサイケデリックギター サウンド・・・。 ピアノで聴かせる曲もあり、多彩なアプローチを 見せていま…

Venice Is Sinking/Sorry About The Flowers(524)

One Percent Press アセンズのインディーロックバンドVenice Is Sinkingの ファースト。 アセンズのバンドらしいポップさと素朴な雰囲気を 兼ね備えたバンド。 これはMonster Movieの傑作最新作の世界観に 非常に近いです。 心に染み入るメロディと淡いサイ…

Absentee/Schmotime(507)

Memphis Industries ロンドンのインディーロックバンド、Absenteeの セカンドです。 Dan Michaelsonの超低音ボーカルが非常にインパクト大で、 この声で超ポップなメロディが唄われます。 フェルトのローレンスぐらいインパクトあるかも。 子供コーラスが入…

The Long Winters/putting the days to bed(502)

barsuk records シアトルのインディロックバンド、The Long Wintersの サード。 元々はデスキャブとツアーを回っていたという事で 名を上げていたバンドで、過去にはPosies、Pedro The Lion、 そしてBuilt To Spillをゲストに招いて作品を リリースしていま…

The Caseworker/These Weeks Should Be Remembered(501)

Manifesto サンフランシスコのサイケデリックなデュオ、 The Caseworker。2003年の作品。 ストレートな音を出すreadymadeとでも言いましょうか。 シューゲイザーではないですが、雰囲気はそんな感じです。 ヴェルヴェットアンダーグラウンドのダークサイケ感…

Velvet Teen/Cum Laude(499)

Slowdance ハイペースでリリースが続く3人組、 カルフォル二アのVelvet Teenのサード。 またまた今回も新しいサウンドを展開。 弾けたギターサウンドに、エレクトロニクスを 導入した痛快作に仕上がりました。 非常に勢いがありますね。 ボーカルには若干エ…

Whitest Boy Alive/Dreams(485)

Service みんな大好き、Kings Of ConvenienceのErlend Oyeによる 新プロジェクト、Whitest Boy Aliveのファースト。 非常にシンプル、あまりにもシンプルなギターロック。 しかし、曲はさすがとしか言いようがない秀逸ぶり。 クリアギターが非常に印象的で、…

Grupo Salvaje/Aqui Hay Dragones(482)

Acuarela 日本のギタポファンの間で人気のあったスペインの プリバータアイダホのエルネスト・ゴンザレスを 中心としたバンド、Grupo Salvajeのセカンド。 非常にルーツミュージックに近づいている音作りの中で 純粋に歌われる唄。 サイケデリックなディレイ…

Aloha/Some Echoes(447)

Polyvinyl オクラホマのインディーロックバンド、Alohaの4枚目。 一筋縄ではいかない楽曲の数々。 ブライアンウィルソン〜アンディパートリッジ〜トッド ラングレンのような作曲センスを見せてくれます。 ドカドカ鳴らされるリズミカルな捻くれポップ、 シン…