indie pop

Clientele/That Night, A Forest Grew

Acuarela ロンドンのインディポップバンド、Clienteleの最新EP。 リリースはスペインのAcuarelaからです。 相変わらずサイケデリックで霧が掛かったようなポップサウンドは健在。 Share The Nightって曲が異様にオレンジジュースを彷彿させるんですよねえ。 …

The Lucksmiths/First Frost

MATINEE オーストラリア・メルボルンのベテランインディポップバンド、 The Lucksmithsの4年ぶり10作目。 日本のギターポップ界隈からも非常に人気のある彼らですが、今作も 素晴らしいメロディを聴かせてくれます。 時代に流れに影響を受けないそのサウンド…

The Little Ones/Morning Tide

Heavenly 泣かせる強烈なメロディが印象的だったエモバンド、Sunday's Best。 そのメンバーであるエドとイアンが新たに結成したのがこのThe Little Onesです。 思いっきりUSインディポップな感じにシフトチェンジしましたが、 メロディセンスは健在。 非常に…

Bubblegum Lemonade/Ten Years Younger EP

MATINEE グラスゴーらしい新人の作品です。 Bubblegum Lemonadeのデビューシングル。 ユニット名からしてグラスゴーっぽいですよね。 ママキャスのアルバムからかなあ。 プライマルのファーストのような「ヘロへロのバーズっぽさ」や マイブラ最初期(you ma…

Stereolab/Chemical Chords

4AD オリジナルアルバムとしてはMargerine Eclipse以来4年ぶりとなる ステレオラブの新作。 なんと4ADから。 相変わらずエキゾティックでエクスペリメンタルな独特の 作風は健在。彼らの作品は全作品聴いているが、このアルバムは かなり好きな部類に入る。…

Headlights/Some Racing, Some Stopping(679)

Polyvinyl 前作も最高だったイリノイのインディポップバンド、Headlighsのセカンド。 (前作のレビューを書いた記憶があるのですが、検索しても出てこなかった・・・。気のせいか?) Absinthe BlindとMaseratiの元メンバーによって結成されたバンドです。 …

Saint Etienne/Who Do You Think You Are(667)

Warner サラ・クラックネル、ボブ・スタンレー、ピート・ウィッグスに よるイギリスの3人組、Saint Etienne。 当時としては非常に斬新だったNeal Young/Only Love Can Break Your Heart のカバーで一躍人気に火がつき、又、そのメンバー構成やボブのレコード…

Caribou/Andorra(658)

Merge カナダの旧Manitoba、現Caribouのセカンド(旧含めると4枚目)。 しかし、最初聞いたときはCaribouとは思えませんでしたよ。 もっとエレクトロシューゲな感じだったんですが(ライブも見たこと ありますが、生ドラムで凄まじい音圧だった)、これ60's…

The Clientele/God Save The Clientele(652)

Merge このブログでは全作紹介しているアーティスト、 The Clienteleのサードです。プロデューサーにMark Nevers、そして私の尊敬するLouis Philippeも 前作に引き続きストリングスアレンジで参加! 霧がかかったようなサイケデリアの中に、今作は突き抜けた…

Dean&Britta/Back Numbers(651)

元Lunaのディーン・ウェアハムとブリッタ・フィリップス のユニット、Dean&Brittaのセカンド。 今作では霧のようなサイケデリアを身に纏わせた、 甘いポップミュージックを聴かせてくれる。 そう、彼らがずっと培ってきた手法はやはり変わらない。 7曲のカバ…

Electric Soft Parade/No need to be downhearted(648)

Truck Alex&Thomas White兄弟によるElectric Soft Paradeの3枚目。 痛快なギターポップから哀愁メロのスロウ、サイケポップ等 職人的な音を今作でも聴かせてくれています。 私はこういうバンドが一番安心出来ますね。 他にはPernice Brothersとかも・・・。 …

Windmill/Puddle City Racing Loghts(637)

Melodic Melodicはスタイルをガラリと変えてきているのでしょうか? ニューポート生まれベッドフォードシア在住、 26歳の英国人のMatthew Thomas DillonによるWindmilの多分ファーストかと思います。 ピアノを主体とした中に、サイケ〜ドリームポップの要素…

Dntel/Dumb Rock(627)

Sub Pop Postal ServiceのJimmy Tamborelloのソロプロジェクト Dntelの新作!これはすごいですよね。 今作はコラボミュージシャンが非常に豪華(Grizzly Bear、Lali Puna、Fog、Bright Eyes等!)で、全体的にポップながらも聴き応えのある 快作に仕上がって…

Guther/Sundet(517)

Morr Music ベルリンのインディポップユニット、Gutherのセカンドです。 全体的に緩〜く甘〜いですね。 ステレオラブなんかが一番近いんでしょうが、 グーテはエレクトロ的というよりむしろギターサウンド 中心な感じです。 キュートに淡々と歌い上げる女性…

Scarlet's Well/unreal (496)

siesta 元モノクロームセットのBid率いるScarlet's Wellの 5作目。 個人的にモノクロは死ぬ程好きなんですが、 このバンドはモノクロのような、中毒性の高いリズムと メロディで攻め立てるわけではなく、 アコースティックでいい曲を演奏するバンドです。 ペ…

Kaada/Music For Moviebikers(489)

Ipecac Recordings ノルウェーのキーボーディスト、John Kaadaのサード。 今作はオーケストレーションを中心とした・・・というか オーケストラそのものです。 美しいクラシック音楽を聴いているような感覚、 目を閉じれば情景が浮かんでくるような音。 肌触…

Mojave 3/Puzzles Like You(463)

4AD おなじみ(?)元slowdiveのニールハルステッドと レイチェルゴスウェルによるMojave 3の最新作! 今作は驚くほどポップでキャッチー。 まるでLabradorのアーティストのような作品に 仕上がりました。 しかしそこはMojave 3、シンセのまどろみと 淡いサイケ…

The Year Of/Slow Days(458)

Morr Music オーストリアのThe Year Ofのファースト。 このバンドはオーストリアのヴィエナシーンの 方々が集まって出来たユニットとのことです。 メンバーにはB.Fleischmannがいます。 非常にメロウなサウンドと歌。 生楽器と電子音をミックスしたアレンジ…

Rocketship/Here comes…(440)

CD-R チュッチュッチュルッチューと言えばロケットシップ! 10年ぶりのセカンドはCD-Rリリースです。 手に入りました。 しかしなんでこんなにリリースがあいたんでしょう。 来日までしてるのになあ。 ちなみに当時の来日公演はカプセルジャイアンツと ダフォ…

Monster Movie/All Lost (439)

Graveface Eternal(サラレーベル)のSean Hewsonと SlowdiveのChristian Savillのユニット、 Monster Movieのサード。 心に染み入るメロディと淡いサイケデリア。 エレクトロニックを使ったアプローチから、ドリーミー なサイケポップまで聴かせてくれます…

The Radio Dept./Pet Grief(437)

Labrador デビュー以来マイフェイバリットなバンドです。 スウェーデンのシューゲイザー〜エレクトロを自由自在に 操るThe Radio Dept.のセカンド。 今作は電子音を中心としたエレクトロポップ作品 に仕上げてきました。 ヒンヤリ感と呟きボーカルは相変わら…

Crystal Skulls/Outgoing Behavior (435)

Suicide Squeeze シアトルのインディポップ、Crystal Skullsのセカンド。 ラウンジ、ソフトロックな雰囲気漂うちょっと洒落た ポップミュージック。 柔らかく緩い空間が心地よく、少しローファイ気味な 録音も好感が持てます。 最近のバンドならアシッドハウ…

Nobody & Mystic Chords Of Memory/Tree Colored See

Mush 我らがDJ Nobodyと元ビーチウッドスパークスのクリスガン ストによるコラボ作品です。 クリスガンスト得意のカントリーに通じる素朴なうた心と、 フレイミングリップス、ミレニウムを簡単に調理してしまうNobodyの サイケデリアの融合は見事で、浮遊間…

Great Lakes/The Distance Between

Orange Twin アセンズのインディーポップバンド、Great Lakesのセカンド。 60年代のサイケポップバンドから影響を受けたであろう そのサウンドはスウィートでメロウ。 アコギ、ストリングスに軽いサイケな音使いが印象的です。 メロディもポップ。 ビーチボ…

Darren Hayman/Table For One

Track & Field これも好盤。 元HefnerのDarren Haymanのデビュー盤。 多彩な楽器や電子音を使用しながらも、SSWらしい アコースティックでメロディアスな作品に仕上がって います。 1曲目でもうその魅力の虜になれました。 頼りない歌声ですがこれがグッとく…

Jason Collett/Idols Of Exile

Arts & Crafts Broken Social SceneのJason Collett、セカンド。 そんなに期待していなかったんですが、これは本当に 痛快なインディーポップ〜ギターポップアルバムです。 フォーキーでポップ、Lilac Timeや最近で 言えばJames William Hindleに通じる感じ…

His Name Is Alive/Detrola

Silver Mountain 久しぶりの新譜ですね。 1987年にWarren Defeverによりデトロイトで結成 されたユニットであり元4ADの看板アーティスト、 His Name Is Alive。 発売は自信のレーベルSilver Mountain より。 この作品も捻くれポップ全快、そして掴みどころな…

War Against Sleep/Messages

Fire ブリストルのWar Against Sleepのファースト。 あのStrangeloveのPatrick Duffも参加しています。 古典的な形式音楽からの影響を基盤としながらも、 ダブ処理や、電子音でアレンジされた曲たちは見事な オリジナリティを持っています。 轟音抜きのready…

Citizens Here And Abroad/Ghosts of Tables and Chairs

Omnibus Records サンフランシスコのCitizens Here And Abroad、ファースト。 メンバーは結構ベテランのようです。 非常に優れたインディーポップバンドで、 歪み系のエフェクターをさらりと爽やかに使いこなし、 メロディはどこまでもメロディアス。 男女ボ…

Petals/Butterfly Mountain

Camera Obscura Camera Obscuraらしい音を奏でるPetalsのファースト。 60年代のサイケ、フォークロックに影響を受けた音で、 バーズ、ゾンビーズ等を髣髴させます。 ここまで60年代ど真ん中な音をやってるバンドも珍しいで すね。 大好きなエレキシタールが…