SSW
Capitol ビーチボーイズのブライアンウィルソンによる新作。 古巣Capitolからのリリースです。 この作品はブライアンウィルソンの初ソロと同じくらい素晴らしいです。 いや、初ソロはリアルタイムで聴けていないので、リアルタイムで聴けている この「That L…
Secretly Canadian スウェーデンのSSW、Jens Lekmanのセカンド。 まるでディバインコメディのような伊達男的ポップスを聴かせる 作品で、ルイ・フィリップやパディ・マクアルーンをもっと分かりやすく したようなSSWでもあります。 オーケストラポップ〜ソウ…
XL ロサンゼルスのSSW、Devendra Banhartの5作目。 アメリカのルーツサウンドをサイケデリックに消化した 所謂フリーフォーク系の人なのですが、ありがちなカオス感は殆どなく、 メロディも分かりやすい為多くの人から好まれるであろうSSWだと思います。 Sea…
4AD 元Delgadosの女性ヴォーカル、Emma Pollockの復活ソロ作です。 意外(?)にも4ADからリリース。 フックのあるソングライティングと、澄んだ歌声が素晴らしい 一皮向けたアルバムになりました。 Aimee Mannとか近い感じです。 普遍的に誰からも愛される1枚…
Sub Pop Iron And WineことSam Beamのサードです。 Calexicoとのコラボも記憶に新しいですね。 アコースティックとソフトサイケが絶妙に融合しており、 ただの唄モノアルバムではないその高い音楽性はさすがです。 ラストのFlightless Bird, American Mouth…
Barsuk 大好きなPedro The Lion、Headphones(http://d.hatena.ne.jp/hiyazaki/searchdiary?word=Headphones)のDavid Bazanのファーストソロ作。 Pedro The Lionは解散し、Headphonesで新境地を開拓した彼のソロ 作は、Pedro The Lionの時と変わらず唄を大…
Virgin 超絶名盤A Distant Shore以来なんと25年ぶりの 新作ソロ。 色々なところからエレクトロ寄りな音だという 情報があったので、そんなに構えず聴いていたのですが、 まず引っ掛かったのがHands Up To The Ceiling という曲。 何この神曲? Distant Shore…
Fatcat ノースキャロナイナ出身のDavid Karsten Danielsno の多分4作目。 うまくはないですが非常に伸びやかで味のある歌が 心に染みます。 ダコタスイート系の感動的なスロウコアです。
Gnomonsong サンフランシスコのSSW、Jason QueverによるPapercuts の新作です。 これも名盤だなあ。 非常にドリーミーなインディフォーク作品です。 ミレ二ウム、アルゾ・・・60'sの雰囲気がありながらも 昨今のフリーフォークともリンクする淡いサイケ感 が…
Temprary Residence 高木さんもお薦めなもう色々ありすぎてよく分からない 才人、Rob Crowの3枚目のソロ作。 この唄!相変わらず最高に素晴らしいです。 これぞインディポップ。 耳障りが最高にいい歌声と、メランコリックで グッとくるメロディセンス。 切…
Kitty Yo ベルリンのSSW、Maximilian Heckerのサード。 優しいタッチのピアノとギター、美しすぎるファルセット、 そして切なすぎるメロディライン。 これは文句なしで泣けます。 ボーカリストでいうとシガーロスっぽい感じもしますが、 音で言うならIron & …
Drag City ハープ奏者でもありSSWでもあるJoanna Newsomの セカンドです。 まず驚くのは、オーケストレーションのアレンジが ヴァンダイクパークス!ミックスダウンはジムオルーク、 そして録音はアルビニですって。 すごすぎ。 この人はハープがどうしても…
Drag City ブリティッシュフォークロックの名ギタリスト、 PentangleでもおなじみのBert Janschの新作です。 60年代の時点で既に完成され円熟していた彼の演奏 ですが、現代でもその透明すぎるほど透明な音色と その儚いメロディラインは健在。 Chris Brokaw…
And Records The Promise Ring、Joan Of Arc、そしてAmerican Football でもおなじみのMike KinsellaによるOwenの4枚目。 エバーグリーンな唄とアコースティックギター。 全てを洗い流してくれるような清涼感があり、 聴き手は透明になってしまいそうです。 …
Drag City パレス、パレス・ミュージック、パレスソングス、 ウィル・オールダム等の多彩な名義で活動していた Bonnie "Prince" Billyの新作です。 無駄なものを全てそぎ落とした音楽。 今作でもカントリー、そしてブルースなんかの空気間も 感じられます。…
Early Winter 個人的一推しSSWであるJames William Hindleの 限定ミニアルバムです。 より繊細に、よりシンプルに。 手癖で弾いているような雰囲気のギターインストから、 バンジョーを使ったフリーフォーク的長尺インスト、 そして弾き語り。 これらの殆ど…
Saddle Creek 元Archers Of Loaf、現Crooked FingersのEric Bachmann によるファーストソロです。 指で爪弾くアルペジオを中心にルーツロックを展開。 やはりパンク、オルタナティブロックを通過した 人達はみんなここに辿りつきますね。 ドラムレスなんです…
Candle オーストラリアのSSW、Darren Hanlonのセカンドです。 The Lucksmithsと同じレーベルなのですが、The Lucksmiths 好きの人なら間違いのないSSW作品。 今作はCalexicoのスタジオでCraig Schumacherを プロデュースに迎えて製作されました。 ピュアでど…
Barsuk マンチェスターのSSW、Jim NoirのEPを 纏めた編集盤(ファースト?)です。 この人は以下で上げるポップミュージックの達人の 影響下にある(妄想ですが)優れたミュージシャンです。 バーズ、ビーチボーイズ、カートベッチャー、 少し年代を上げてト…
Record Makers フランスのSSW、Sebastien Tellierの新作です。 レーベルは今回もエールのRecord Makersから。 彼はピアノを主体とした哀愁世界が持ち味だと思うのですが、今回もその世界観は健在。 ピアノに乗せて歌われる唄は胸に染みます。 個人的に、マル…
Fat Cat ノースダコタの SSW、Tom Brosseauのサード。 このヴォーカルにやられてしまいました。 非常にシンプルなアコースティックサウンドなんですが、 そのサウンドに歌声が乗るだけで凄まじい存在感を発揮。 個人的にハーモニカって好きなんですが、dark …
Universal カナダのSSW、Feistの去年のデビュー作。 Broken Social Scene繋がりですね。 弾き語り系でシンプルとかいう訳の分からないイメージが 彼女には付いているようですが、全然違いますね。 フォーキーな面もありますが、スロウバラードに近い Let It …
Ba Da Bing! 面白い新人が出てきました。 アルバカーキの19歳、Zack CondonによるBeirutの デビュー作。 まるで長い長い旅を続けるジプシーが奏でるような音。 ブタペストの魂、いやもっと分かりやすく言えば コンドルは飛んでいくですよ。 新宿の駅前で演奏…
Domino 皆さんからも非常に人気の高いアルゼンチンの Juana Molinaの新作です。 流れ的には今までの作品のまま。 アコースティックギターと電子音で処理された シンプルなトラックに、彼女の自由自在なハスキーボイス が独特な音響空間を創造しています。 聴…
Pattern 25 PosiesのJon Auerによる初ソロ作。 やはりこの人のソングライティングは泣けますね。 アコースティックを基調とした楽曲の数々。 ロマンティック、メランコリックなメロディに スウィートなボーカル。 誰もが魅了されるであろう素晴らしいSSWアル…
Tomlab カナダのSSW、Owen PallettによるFinal Fantasyの セカンド。 ファイナルファンタジー。 明らかに著作権で捕まりそうな名前ですよね。 元々はストリングスアレンジャーだったそうで、 非常に美しく貴族的なストリングスアレンジを聴かせて くれます。…
Anti カナダのNew PornographersのメンバーであるNeko Caseの ソロ4作目。 これなんとThe Bandのガースハドソンが参加してるん ですよ。 あとこっちはなんとなく理解できるCalexicoも参加。 サウンドの方はというと、なるほどと唸ってしまうような 泥臭い感…
Quemasucabeza 南米はチリの男性SSW、Gepeの作品です。 フリーフォーク系かと思いきやこれがなかなか 多彩で、Radio Dept.のようなひんやりした エレクトロアプローチな曲や、カエターノベローゾ ミーツフリーフォークな楽曲、ボサノバ等、非常に 幅広いです…
Simba ボストンのインディーロックバンド、Halogensのep。 ダークなサイレントエモという感じで、激情的な メロディと抑えめなヴォーカルの絡みが素晴らしいです。 若者がやるようなサウンドというよりは、少し大人っぽい サウンドだと思います。 USというよ…
Domino アルゼンチン音響派としての認知も高い Juana Molina のセカンド。 アコースティックでメロウな楽曲に 電子音や犬の鳴き声などを混ぜ込んだ浮遊間ある サウンドを展開しています。 少しハスキーなボーカルも魅力的。 遠い渚的。