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Sun Kil Moon/Admiral Fell Promises

Caldo Verde Mark Kozelek、Sun Kil Moon名義では4枚目のアルバム。 今作ではアルペジオパターンの創意工夫が非常に目覚しいと思います。 まるでクラシックギターの練習曲を髣髴とさせる感じ・・・。 それでも基本は哀愁漂う唄、これにつきます。

Dakota Suite/The End Of Trying

Karaoke Kalk このブログではお馴染み、リーズのスロウコアバンドDakota Suiteの新作。 なんと全インストで、Karaoke Kalkからの発売です。 Chris Hooson、David Buxton、Colin Dunkleyによるピアノと、 ヴェンダース映画のサントラなどを手がけるアメリカ人…

Lorna/Static Patterns and Souvenirs

Words On Music イギリス、ノッティンガムのスロウコアカルテット、Lornaのセカンド。 ラルトラやcoastalに間違いなく匹敵する素晴らしい桃源郷世界。 カントリーやフォークからの影響が強く、ペダルスティールやハーモニカ を非常に美しく使っています。 又…

Sun Kil Moon/April(684)

Caldo Verde 来日も決定しているRed House PaintersのMark Kozelek率いるSun Kil Moonの3作目。(もうRed House Paintersはやらないのでしょうか?・・・) 私の中ではLowやtrashcan sinatrasと並ぶ神バンドです。 これまでと変わらない枯れた哀愁のある世界…

Ida/Lovers Prayers(677)

Polyvinyl かなり遅くなりましたがidaの7作目の感想を書きます。 このアルバムをトータル的に評価するとすれば「絶妙」という言葉 意外思いつきません。 will you find meのようなキラーチューン溢れるアルバムではなく メロディもアレンジも押さえ気味なの…

A Northern Chorus/The Millions Too Many(675)

Sonic Unyonカナダの大好きなスロウコアバンド、ノーザンコーラスの4枚目。 今作は結構エモいんですよね。 ヴェルヴェットティーンの傑作ファーストのような 質感を感じます。 攻めるところは攻めるという曲展開と、相変わらずの唄心が 素晴らしい1枚。 No S…

Picastro/Whore Luck(670)

Polyvinyl トロントのスロウコアバンド、Picastroのサード。 このバンドは昔からかなり好きなバンドです。 憂鬱でダークな世界観の中で奏でられるスロウコアで、今作は Final Fantasy(Owen Pallett)のエクスペリメンタルな ストリングスアレンジが怪しさ満…

At The Close Of Every Day/De Geluiden Van Weleer(650)

Volkoren オランダの人気バンド、Axel KabboordとMinco Eggersmanによる At The Close Of Every Dayのサード。 これは全曲オランダ語で唄ったアルバムだそうです。 Redhouse Painters、Dakota Suite等に通じる哀愁メロと枯れた唄世界。 上記2バンドよりは軽…

The For Carnation/Promised Works(645)

Touch And Go ルイヴィルのThe For Carnationのファーストが再発されました。 ヒリヒリとした緊張感のある演奏と、間の取り方がルイヴィルのバンド (シッピングニュースとか)らしいなあって感じですね。 ポストコアなインストもかっこいいですが、スロウコ…

Low/Drums and Guns(618)

Sub Pop トラキャンと並ぶフェイバリットバンド、Lowの8枚目です。 今作ではベースのザックサリーが抜け、新たにマット リヴィングストンが迎えられており、プロデュースは 引き続きデイヴ・フリッドマンが担当しています。 前作では衝撃的なくらいポップな…

Dakota Suite/Waiting For The Dawn To Crawl Through And Take Away Your Life(606)

Glitterhouse 出ました。 元スペースメン3、スペクトラムのRichard Formby、 そしてこのバンドの中心人物Chris Hoosonによる スロウコアバンド、ダコタスイートの最新作! (追記ですが、Richard Formbyは前作に続き今作にも参加しておりません。 脱退したの…

George/The Magic Lantern(600!!)

Pickled Egg Piano Magicの作品にも参加するMichael Vartyと Suzy Mangionによるスロウコアユニット、マンチェスターの Georgeによる2003年のファースト。 これ全然知らなかったんですが、相当いいです。 音響的なサイケデリックトラックに、幽玄的な 女性ボ…

Audrey/Visible Forms(589)

Sinnbus スウェーデンのスロウコアバンド、Audreyのファースト。 内に秘めたエモーショナルを徐々に爆発させていくような スロウ。 A Northern Chorusばりの展開を見せ付けており、 歌声はAmanda Rogersのようです。 これは凄い・・・。 エクスペリメンタル…

El Hijo/La Piel Del Oso(526)

Acuarela Migalaのシンガー、Emak Bakia(http://d.hatena.ne.jp/hiyazaki/searchdiary?word=Emak%20Bakia) のメンバーでもある Abel Hernandezによる El Hijoのep。 非常に美しいピアノとアコースティックギター、 そしてストリングスの上にのる激渋低音ボイ…

A Northern Chorus/Before We All Go To Pieces(525)

Black Mountain Music カナダのスロウコアバンド、A Northern Chorusの ファーストがリプレイスされました。 http://www.tonevendor.com/item/24037 このバンドはスロウコアバンドの中でもLowと 肩を並べるくらい大好きなんですが、 このファーストもやはり…

Barzin/My Life In Rooms(522)

Weewerk 今日もスロウコアのいいやつを。 トロントのBarzin、セカンド。 非常に印象的なペダルスチール、ストリングス、 打ち込み等、色々な音を使用しており、そこに 淡く切ないメロディが絡みます。 ヴォーカルは呟くように唄うスタイルで、 一言一言がか…

Early Day Miners/Offshore(521)

Secretly Canadian 唄心スロウコア、Early Day Minersの5作目です。 今作はなんとギターにディストーションが掛かっています。 以前の作品はクリアな音色にアルペジオを多用したギター サウンドが特色でしたが、今作はそれらのいい部分+ノイズ という感じで…

Aroah/En el Patio Interior(498)

Acuarela Irene TremblayによるAroahの2005年のepです。 Joni Mitchell、Cat Powerに影響を受けたという彼女 のサウンドはシンプルな唄心スロウコア。 Acuarelaらしいアコースティック作品です。 アコースティックギター、ストリングス、ピアノ をバックに唄…

Black Swans/Who Will Walk In the Darkness With You?(480)

Delmore Recordings Society コロンブスのBlack Swans、ファースト。 リリースは2004年なんですが、また出回ってるみたいです。 まず印象的なのはヴォーカルですね。 こんなおどろおどろしい声は聴いたことがありません。 なんとも独特な声質です。 曲はスロ…

Innocence Mission/Birds of My Neighnorhood (478)

Badman Peris夫妻率いる Innocence Missionの名盤4作目の再発です。 ブリティッシュ〜アメリカンフォークロック全般 からの影響を深く感じる彼ら。 悲しみと哀愁に包まれた雰囲気が大好きです。 アコースティックギターのカッティングひとつ取って もかなり…

The Red Thread/Tension Pins?

Badman Half FilmのメンバーJason LakisのユニットThe Red Thread、 セカンド。 レーベルはBadmanです。 Badman得意の歌心SSWで、胸に滲みいるメロディに ミディアム、スロウ中心なバンドアンサンブルが最高です。 ギターが非常にいい音で録音されていますね…

Ticonderoga /Ticonderoga

54-40 or Fight ノースキャロライナのスロウコアバンドTiconderoga のファースト。 アコギを中心に、繊細なうた心を滲ませた作品です。 ポストロック的なアプローチに呟くようなボーカルが 入る曲や、エモーショナルに段々と心に響いてくる曲、 少し崩したよ…

Low/Tonight The Monkeys Die

Chairkickers Music LOWモノ新作。 The Great Destroyerの1曲目Monkeyの各種リミックスep。 参加アーティストは、 Fog Crew Jones Stephin Merritt(Magnetic Fields)、 Bob Mould(Husker)、 The Count Fogは一部のコード進行を変え、リズムもちょっと いじっ…

Audiotransparent/Nevland

Living Room オランダのAudiotransparent、セカンド。 この人達はCLUB AC30のシューゲカバーコンピに 入ってましたね。 鍵盤とペイルファウンテンズばりのトランペット が絡むスロウナンバーの①を始め、サイケデリック な淡さが漂う歌世界が展開されています…

Kepler/Missionless Days

Troubleman Unlimited こちらも最近新譜が出たんですがまだ手に入らないので 古いのを聴きました。 カナダのKepler、2枚目のアルバム。 LOWほど重厚ではなく、ノーザンコーラス程激情的ではなく、 ま〜ったりした世界観が味わえます。 本当にまったり。 感覚…

Pinetop Seven/The Night's Bloom

Empyrean Records Bright Eyes、Wilco、Boxhead Ensemble等に参加する メンバーよるシカゴのPinetop Seven。 これはキャリアの中でも最高傑作なんじゃないでしょうか。 ストリングス、ホーンで壮大な雰囲気を演出しながらも、 土台となっているものはやはり…

A Northern Chorus/Bitter Hands Resign

Sonic Unyon 今日は音楽を聴いてないんでこれです。 大好きな1枚。 先日書いたSun, Cancelledの人も押してましたね。 カナダ産スロウコア。 男女ボーカルという事でLowが引き合いに出されます が、このA Northern ChorusはLowに負けないくらい 素晴らしいで…

Sun, Cancelled/On My 8th Day at Sea Ep

sundaysinspring 某氏に教えて頂いたSun, Cancelled。 どうしても欲しくて、でも全然みつからなくて・・・。 いろいろ調べた結果sundaysinspringというのは インターネットレーベルのようですね。 http://www.derives.net/sis/releases.html こんな風に自由…

Sun Kil Moon/Tiny Cities

Rough Trade 今回はソロの全曲AC/DCカバーに続き、 全曲Modest Mouseのカバーとのこと。 もしかしたら仲のいい友達なのかもしれないですね。 同じアメリカのインディーバンド(Kと4AD時代に) で、同じステージに立ったりしていたのかもしれません。 しかし…

Annelies Monsere/Helder

Bluesanct なんて読むんでしょうね。 モノとしては5月ぐらい発売のデビュー盤。 物悲しいですねえ。 簡素なピアノ+ストリングスに囁きボーカル。 なんかカセットMTR時代の感覚を思い出すなあ。 車の中で聴いたら死にたくなります。 この作品もなかなかいいけ…