Johann Johannsson/IBM 1401, A User's Manual(567)

4AD


前作が非常に素晴らしかったアイルランド
Johann Johannssonの4作目です。


ダンサーの公演用に作ったというだけあって、
その内容は正に物語的。
静と動がはっきりとした壮大なクラシックサウンドです。


音響技術(まあエフェクトですが)の使用や、
クラシックでは使わないような音の使用等、現代音楽的
な切り口も強く、前作で見せていたエレクトロニカ的な
側面は一部でしか見られません。


彼の職人的センスと実験性が見事に融合した、その
オーケストラルでドラマティックな世界感は
聴くものを惹きつけるでしょう。


KaadaやReignsが好きな方にお薦めな1枚です。