Employee解説

http://www.cathedraltransmissions.com/page2.htm
毎度プロモーションがうまく出来ません。


そんな中、このブログはここまで放置しておきながら未だに1日100〜200hitくらいある
ので、ちゃんとアルバムレビューをしようと思います。
catch the Breezeの人がやってる音楽ということで、興味を持って頂ければ嬉しいです。


このEmployeeというアルバムはポストクラシカル〜エクスペリメンタル〜ポストロックと
いう流れで構成されています。


1.one nine three
クラシックギターの独奏をフィールドレコーディングしています。一発録り。
抑揚をつけて、美しく。雑音は膨らませた風船を擦ったものです。


2.op.20
http://www.cathedraltransmissions.com/page2.htm
先攻で試聴可能な曲です。
つま弾く感じのクラシックギターとノイズを合わせたかったんですが、
色々検討した結果このTAKEのつま弾き方(弾いてるのかよく分からない)が
いいなと思い、このバージョンを採用しました。


3.dreamend
この曲は元々アルトギターとプライムギターの1人2重奏の曲なんですが、
遊びで作ったエフェクトを何層も掛けてみたバージョンが採用されました。
メロディがあるのか無いのかよく分からないアンビエントな雰囲気に仕上がっています。
いつかノーマルバージョンもリリースしたいと思っています。


4.carnival as psychic fatigue
ピアノの入った曲を作りたいと思ったんですが、結局相方が全部作りました。
エクスペリメンタル感が出ていると思います。
クラシックギターはアドリブです。

5.smoke rising from your house
ここからはポストロック風になっていきます。
ドラムは打ち込みですが、殆ど登場しません。
クラシックギターの主旋律はアドリブ。
軽いシューゲイズも入ります。
クラギ、打ち込み、電子音、水の変な音ということであまり
ポストロックで使うような楽器はありませんが(笑)、この曲は
純粋なポストロックだなあと思います。


6.I will try where I chase fading music in the corner
1人ポストロック(クラリネット以外)です。
全部生楽器で、それっぽくは出来てるかな?と思います。
クラシックギタートレモロはかなり頑張りました。


7.prisoners’dilemma
最後の曲はYuco結成後にすぐ出来た曲です。


しかし、この曲がリリース出来て本当によかった。
出来た時から自信を持っていた曲なんで、アルバムのラストに相応しい曲だと思います。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=rrZt31Fmz_Q