Last Days Of April/Might As Well Live(617)

Bad Taste


超フェイバリットバンドの3年ぶり6枚目です。


Angel Youth、Ascend To The Starsという神がかった
2作品は自分自身にとてつもない影響(音楽リスナー
としての)を与えてくれました。


前作If You Lose Itは泣きの部分が大幅に減少。
耳障りの良いギターロックになってしまい、自分が
求めていた音とは若干ずれていました。(your anyone
とか好きな曲あるけどね)


その後のカールのソロはもっとエモーショナル
からかけ離れました。
まあ、これはソロだからこういうコンセプトも
ありかなと思うことにしました。


そして今作。
やはりエモーショナルは見当たりません。
全然切なくならないし、メロディに奥行きが無くなりました。
何故彼等にしかなかった個性がなくなってしまったのだろう・・・。


FiresideのPele Gunnerfeldtプロデュース、
ゲストにはLemonheadsのEvan Dandoが参加。


Karl LarssonはダイナソーのJとEvan Dandoが好きだと
新宿のインストアライブを見に行った時に言っていました。
JとEvan Dandoは「泣き」と「疾走感」の要素を
巧みに操るソングライターです。
カールはその2要素に加え「輝き」を楽曲に与えられる
唯一無比なソングライターだと思います。
あのキラキラ感・・・、このMight As Well Liveにも
そんなキラキラした要素はふんだんに含まれており、
本当に耳障りはいいですよ・・・。


Melbourneという曲はそんな中でも唯一の光かなあ。
次回に期待します。ずっと期待しますよ、このバンドには。




関係ないですがこちらも超絶フェイバリットなLowの新譜
はめちゃくちゃいいです。