experimental
Graveface Black Moth Super RainbowとOctopus Projectの コラボアルバムです。 縦横無尽に飛び交うアナログシンセ、 歪み、得意のヴォコーダーを通したボーカル、電子音、 これらはBlack Moth Super Rainbowの特色ですね。 そして歪みギターとテンポのいい…
Scape ベルリンのJan Jelinekによる約1年ぶりの4作目。 今作もミニマルアンビエントな流れは同じですが、 よりシンプルな音世界が構築されており、 ノンビートの中で揺れ続けるドローン、ノイズが 眠りの世界へ誘います。 全6曲、全て違うアプローチがされて…
Intr_Version ベルギーのStilllのオーナーである Jerome Deuson、彼によるaMuteのセカンドです。 「ドローンをバックにウワモノを重ねていく系」で、 最近紹介したLibrary Tapesなんかと同じ系統なんですが、 今作ではドラム、ボーカルまでもが入っている意…
Type Typeというレーベルはかなり好きなんですが、 このXelaはTypeのオーナーによるユニットで、 これが通産3枚目の作品になります。 オーナーがやるっていいですよね。 今作は自レーベルのカラーに合わせたのではないか と思ってしまう程、美エクスペリメン…
Kranky モントリオール出身のTim Hecker、6枚目。 今作はKrankyからのリリースになりました。 彼はFenneszなんかと同じで、リズムを一切使わず、 電子ドローンの上にノイズやサンプリングした音を 散りばめていく手法を使います。 天まで高く高く突き抜けて…
Resonant スウェーデンのLibrary Tapes、セカンド。 ファーストを気に入って聴いていたので、 新作を楽しみにしていたアーティストです。 生ピアノと薄いノイズで展開される美ミニマルサウンド。 前作で感じたどんよりとした重さが無くなり、軽くなった 感じ…
Statikt Glider、Below The SeaのドラマーであるPascal Asselin ソロ2枚目。 彼の初期作品はダークアンビエンスな重厚世界が 広がっています。 徐々に広がるドローン。 派手さは全くないですが、1曲1曲の印象は全然違うん ですよね。 基本はドローンサウンド…
Durtro/Jnana Current93、Nature And Organisationのギタリストである Michael Cashmoreのファーストソロ。 格別の美しさをギター1本で表現するスタイル。 この美しさはNature and Organisationにも通じます。 非常にゆったりと楽曲は進んでいきますが、 今…
Kranky 久しぶりにKrankyの作品から。 バーミンガムのChris Herbert、ファースト。 エクスペリメンタル〜ドローン系のアーティストですが、 曲の構成が面白いです。 5分〜1分半〜5分〜1分半、というように長〜短の楽曲を 交互に持ってきていて、非常に聴きや…
Warp ボストン出身のEdward DrosteによるGrizzly Bear、 Warpからの最新作です。 所謂フリーフォーク系のアーティストで、 Animal Collectiveなんかが一番引き合いに 出されるのですが、今作は非常に凝ってるなと いう印象ですね。 アコギを全体の中心にドッ…
Load Records シカゴのCoughs、多分ファーストだと思います。 非常にジャンクでやりたい放題なバンドです。 バキバキに叩かれるドラムと金属的なパーカッション (何を叩いているのだろうか・・・)。 リフはうねりを上げ、ボーカルは叫び続けます。 このバ…
!K7 Herbertの嫁、Dani Sicilianoのセカンド。 今作も旦那であるHerbertがプロデュースでしているん ですが、音はもうHerbert色全快ですよ。 飛びまくる電子音と、多種多彩な音楽的要素を詰め込んだ エクスペリメンタルポップ。 彼女の唄もかなりうまいです…
Yacca Akron/Familyの日本限定盤作品。 今作はMeek Warrior epにAngels of Lightとのスプリット 作品の曲を収録したものです。 正にジャケットが示す通りの宇宙的アルバムで、 もう何でもあり。 全てがごった返すジャンクサウンドを展開しています。 近いと…
Rocket Girl 最近新譜も出たようなのですが、持っていないので 旧譜を。 バーミンガムのJuly Skiesのデビュー作。 ディレイとリバーブによる深い深いギターインスト。 4AD的耽美からシューゲイザー、アンビエントの 影響を感じさせるその幽玄的世界観は見事…
Temporary Residence 大好きなEluviumの新作epです。 風邪を引いた時にEluviumを聴いていたら、 更に体調が悪化してしまったことがあります。 それぐらい頭をボーっとさせてくれるサウンドが持ち味です。 今回もそのアンビエンスは健在。 Eluviumのサウンド…
Clairecords ミシガンの3ピースポストロックバンドPaik。 激重なヘビーギターサウンドを中心にしたインスト。 緩やかなリズムの中で渦巻くノイズ、とリフには非常に パワーがあり、巨大な渦に吸い込まれてしまうような 感覚に陥ります。 アンビエンスドロー…
Robotic Empire ボストンの8人組、アヴァンプログレハードコアバンド Kayo Dot。 実に凄まじく、そして自由奔放な演奏。 1曲目はプログレ特有の曲構成の中で飛び回る激重ハード コアサウンド。スクリーモが尾を引きまくる。 2曲目はスロウ。 壮大な曲だけで…
4AD 4ADの最古参バンドと言っても過言ではない、 Dif Juzの1980年代初頭にリリースされた12インチ をコンパイルしたアルバム。 インストバンドなんですが、今改めて聴いてみたら ポストロック以外の何物でもないんですよねえ。 25年前から先取りしていたなん…
Buro バルセロナのOne Second Bridge、ファースト。 スロウダイブ寄りのネオシューゲイズサウンドで、 呟くような男性ボーカルと広がりのある空間系エフェクター で作られたギターサウンドが中心となっています。 リズムは打ち込み。 哀愁漂うメロディとサイ…
Voodoo Eros Sierra CasadyとMatteah BaimによるMetallic Falcons の作品です。 フランスのColleenをもっとサイケデリックにした ような感じとでもいいましょうか。 まどろむエクスペリメンタルトラック。 ちりちりノイズに哀愁的なメロディ。 緩い演奏スタ…
City Centre Offices ドルトムントのMarsen Julesのセカンド。 生音アンビエントなんですが、これは相当素晴らしい 出来です。 非常に奥行きのあるアコギ+ディレイにハープが断片的に 入るあまりにも美しいla digitale pourpreをはじめ、 根本的に曲がいいで…
Matador カリフォルニアのデュオBrightblack Morning Light 新作。 この人たちはなかなかかっこいい音を出していますよ。 音数は少ないのですが、指引きかと思われるスライド ギターに、糸を引くような囁きボーカル、 それらを覆うサイケデリックな霧。 フリ…
5 Rue Christine 元Man Is The BastardのRanger Barnesによる、 南カルフォルニアのAmps For Christの9作目。 この人は自作楽器によるなんとも味のあるノイズと、 フォークトラッドに電子音楽を得意としているという 変な人なんですが、今作も相変わらず凄ま…
Ipecac 元Faith No MoreのMike PattonによるPeeping Tomの ファースト。 この作品は色んな人とコラボしてるだけあって、 非常に多彩です。 Jel、Odd Nosdam、Massive Attack、Doseone、 Bebel Gilberto、そしてNorah Jones・・・ 意味が分からないですよね。…
Lampse オランダのMachinefabriekのファースト。 エクスペリメンタル〜アンビエント系のアーティストで、 Lampseらしい作品です。 軽めのノイズにダウンストロークが非常に印象的な アコースティックギター、そして静かなピアノ。 怖い感じが漂うCurbのよう…
!K7 Matthew HerbertによるHerbertの久々の新譜です。 奇才と呼ばれる彼ですが、今作も非常にユニークな アプローチの楽曲ばかり。 ソウルミュージックや60's、ジャズが彼のフィルター を通るとこうなってしまうのか!と驚いてしまいました。 カレイドスコー…
Graveface 去年LPでリリースされていたBlack Moth Super Rainbow のサードがCDでも発売されました。 前作も傑作だったのですが、今回もすさまじいです。 乱舞するアナログシンセとサイケな歪み、メロディは どこまでも耳障りがよく、ヴォコーダーを通したボ…
2nd Rec Giardini di Miroキーボーディストのソロ作品です。 フリーフォーク〜エレクトロニカを要素に持った、 ひんやりとした美しい世界観が展開されるエクスペリメン タル作品。 ボーカルを楽器の一部のように入れているアレンジも いい感じです。 個人的…
Staalplaat 前作も非常に好盤であったフランスの女性アーティスト Colleenの新作は、Staalplaatのライヴレコーディング シリーズです。 今作も独特な物憂げワールド全快! ミニマルであまりにも美しいその世界観に陶酔して しまいます。 これを聴くと次の日…
Jagjaguwar ニューヨークの3人組Oneidaの6枚目。 ポストパンク的な楽曲がJagjaguwar的エクスペリメンタル で覆われたらこんな感じの音になりました、というような 作品です。 軽いドローンやインド音楽的なアプローチなどサイケ デリック的アプローチながら…